>使い慣れたメールアドレスをそのまま使いたいと思いつつ、仕事に使って良いものなのかという疑問を抱いているフリーランスも多いのではないでしょうか?
- 会社をやめて個人用のメールアドレスしかなくなってしまった
- 仕事用メールアドレスの作り方を知りたい
という方のための記事です。
この記事では、なぜフリーランスは、使用するメールアドレスにお金をかけるべきなのかを
を解説するために
- フリーランスのメールアドレスにはgmailを使わないほうが良い?
- フリーランスの仕事用メールアドレスの作り方
- フリーランスにはgsuiteがおすすめ!
- フリーランスが用いるメールアドレスの決め方
について紹介します。
目次
フリーランスのメールアドレスはgmailを使わない方が良い?
無料で使用でき、フリーランスのみならずほぼすべての人が所有しているメールアドレスがgmailでしょう。
googleが提供するさまざまなサービスと紐付けられる手軽さがあるものの、フリーランスは今まで使っていた個人用のgmailを仕事用のメールアドレスとして使用するのは避けたほうが良いでしょう。
その理由として、
- フリーランスとしてのブランディング力
- 重要なメールを見落とすリスク
の2つを解説します。
フリーランスとしてのブランディング力
ご存知のようにgmailは、ドメインが「.gmail.co.jp」のみです。
独自のドメインを持つと、@以下を自分で自由に変えることができるのです。
クライアントを見つけることが第一歩となるフリーランスにとっては、メールアドレスという非常に小さなものでも、認識してもらえることを追求すべきです。
重要なメールを見落とす可能性
「そんな初歩的なミスはしない」というフリーランスが多いでしょうが、忙しい日常のなかでは、雑多なメールにクライアントからの大切なメールが紛れ込んでしまうことも考えられます。
そして、自分で使用するツールの選択も行えるのが、フリーランスと会社員との違いです。
仕事用のメールアドレスを別に用意することが、事前にリスクを軽減する対策となるのです。
フリーランスのためのメールアドレス作成法を解説!
gmailなどの無料のメールアドレスしか使用したことがないというフリーランスのなかには、仕事用メールアドレスの作り方が分からないという方もいるかもしれません。
そんな方々に、具体的なメールアドレスの作り方として、
- 独自ドメインの取得
- サーバーの契約
- 独自ドメインの設定
- メールアドレスの作成
- メールソフトの設定
の5つのステップを紹介します。
独自ドメインの取得
これから仕事用のメールアドレスを取得しようと考えているフリーランスが覚えておきたいのが、使いたいドメインが必ず使えるわけでないということです。
独自ドメインとは簡単に言えば、インターネットにおける住所のようなもので、すでに使用されている場合には、希望通りのドメインを取得することができません。
ただし、すでに使用されているかどうかは取得する段階にしか分からないため、メールアドレスを取得する第一歩として独自ドメインを取得しましょう。
サーバーの契約
2つ目のメールアドレスを取得するステップが、サーバーの契約です。
無料のドメインにはサーバーもセットされていることが多いものの、独自ドメイン取得の取得には、送られてきたメールを溜めておくサーバーの契約も必要となります。
独自ドメインの設定
サーバーの契約が済んだら、そのサーバーに独自ドメインの設定を行います。
独自ドメインはインターネット上の住所であるものの、そこにはサーバーがなければならないため、独自ドメインとサーバーの紐付けも必要となります。
メールアドレスの作成
メールアドレスを取得する際の4つ目のステップが、メールアドレスの作成です。
基本的に独自ドメインを取得している時点で、周りの人たちと同じになることはないため、好きなアドレスを設定できます。
また、独自ドメインと同様にメールアドレスも、利用するサーバーに登録することも忘れずにチェックしておきましょう。
メールソフトの設定
最後のステップがメールソフトの設定です。
メールソフトがなければ、サーバーに送られてきたメールを表示することができないため、使用するメールソフトに記載されている手順通りにメールアドレスの登録を行いましょう。
独自ドメインのメールアドレスも作成できる!フリーランスにおすすめgsuiteを徹底解説
数ある独自ドメインサービスの中でも、googleが有料で提供しているgsuiteはフリーランスに特におすすめです。
使い勝手は無料版gmailのままで、メールアドレスの設定、ストレージの大きさ、サポート体制などの手厚いサービスを受けられます。
メールアドレス
G Suiteの一つ目の特徴は、独自ドメインの設定を行える点にあります。
G Suiteは簡単に独自ドメインの設定を行うことができます。
さらに使い方は従来のGmailと全く同じであるため、使いやすさも抜群です。
Googleドライブの容量が増える
フリーランスであれば日常的にGoogleドライブを使用しているかもしれません。
無料版でも15GBの容量がありますが、G Suiteであれば容量が30GBにアップします。
G SuiteのBusiness、Enterprise のプランには、容制限のストレージが用意されています。
G Suiteを契約せずにドライブの容量だけ増やしたいという方は月250円でアップグレードも可能です。
サポート体制
無料版gmailにはなく、gsuiteだけのサービスとして提供されているのが、24時間体制のサポートです。
時間を問わず仕事を行うフリーランスには、嬉しいサービスと言えるでしょう。
料金が安い
フリーランスであれば月600円でこれらのサービスを受けることができます。
年間利用であれば6000円です。
基本的には名前で!フリーランスのメールアドレスの決め方
ブランディングにも活用できるフリーランスのメールアドレスですが、どのように決めるべきなのでしょうか?
自分の個性を活かすよりも、
- 基本的には名前
- 覚えやすく、言いやすいもの
- 間違えにくいもの
という3つの視点で、他との差別化を狙いましょう。
基本的には名前
フリーランスとして独立したばかりであれば、名前をそのままメールアドレスに活用することを優先しましょう。
初めから自分らしさを表現したメールアドレスを用いることも悪くはありませんが、ブランディングが確立されていない以上、クライアントにとって分かりにくいことも理解しておくべきです。
覚えやすく、言いやすいもの
覚えやすい、言いやすいといった特徴のあるメールアドレスは、ブランディングに活用できるうえに、クライアントに優しいというメリットがあります。
そして、基本的に3音以内で長ったらしくない、英語表記の場合も誰でも読めるといった条件をクリアしていれば、覚えやすい、言いやすいメールアドレスに仕上げられます。
間違いにくいものは避ける
覚えやすい、言いやすいという条件と同様に、間違いにくいメールアドレスにすることも、クライアントへの気遣いとなります。
例えば、「1とl」を並べて使わない、「1111」といったように同じ文字を連続で使わないメールアドレスが間違えにくいものとなります。
まとめ:フリーランスはビジネス用のメールアドレスを作ろう
ここまでの内容をまとめます。
フリーランスは
- ブランディング力
- タスク管理
観点からフリーのgmailを使用するのは避けるべきです。
フリーランスが独自ドメインを取得するのは非常に面倒なため、G Suiteを契約するのがおすすめです。
また、メールアドレスを決める際には以下のことに注意してください。
- 基本的には名前で
- 覚えやすく言いやすいもの
- 間違えにくいものは避ける
フリーランスにとってメールアドレスは毎日使い、クライアントの目にも触れるものです。
これらのことを意識しするようにしてください。
ここまでお読み頂きありがとうございました。