フリーランスエンジニアがエージェントを選ぶときのポイント

フリーランスエンジニアがエージェントを選ぶときのポイント
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フリーランスにとって死活問題となる案件(仕事)がなかなか決まらない時には、エージェントへ登録し利用することをおすすめしています。

しかし、Webで検索するとエージェント会社が多すぎてどこに登録すれば良いのかわからないというエンジニアの方は多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方のためにエージェント選びのポイントをご紹介いたします。是非、あなたに合ったエージェントを見つけるヒントにしてください。

エージェントの種類

エージェントの種類

数あるエージェントも大きく分けると2種類に分類されます。

フリーランス特化型

特徴

原則フリーランスの業務委託のみ行っているエージェントです。フリーランスが参画可能な案件を多く所有しているが、チーム提案などは難しいためクライアント企業との付き合いは広く浅くになりやすい。トラブルの時などは、フリーランス側に立ち企業との折衝を行ってくれるエージェントが多いという傾向があります。

正社員とフリーランスセット型

特徴

自社の正社員が参画している案件の増員枠をフリーランス向けに紹介するエージェントです。
案件の幅は狭くなりがちですが、顧客との関係性は深いため融通が効きやすい場合が多い反面、企業の言いなりになってしまうエージェントも存在します。

エージェント会社の規模による特徴

エージェント会社の規模による特徴

売上などの規模感によっておおまかに特徴があります。

大手(目安:売上30億円以上)

利益を多く確保できている分エンジニアへの還元も多くできるため福利厚生や参画後のサポートが充実しています。また、取引企業数も多いので案件数も多いと考えていいと思います。

多くの企業が分業制を導入しているため、各フェーズで専任の担当者が対応を行ってくれる事が多いです。また、マニュアルなどが充実しているため対応者の相違による対応の差は少ないはずです。

中堅(目安:売上5億〜30億円)

創立10年以内のベンチャー企業で企業拡大の途中の会社、もしくはターゲット企業を絞り、安定成長をしている企業がこの中堅に多数存在します。一般的には大手に比べると福利厚生などのサービス面は追いついていない企業が多い傾向です。

また、面談(カウンセリング)から営業、サポートまでを一気通貫して1名の担当が行うことが多いため担当者の経験、スキルによって対応にバラつきがある場合があります。

ビジネスのスキームだけでなくフリーランスエンジニアを支援しようとする熱い想いがある担当が多い印象ですので大手の金太郎飴的な対応はあまり好みではないという方にはオススメです。

良い案件と商流の深い案件が混じっていますので中堅企業の場合は信頼できる担当者かどうかが非常に重要になってきます。

小規模(目安:売上〜5億円)

社歴の長いエージェントは特定の企業と非常に深い関係で仕事を行っているケースが多いです。また、営業メンバーもベテランの方が多い傾向があります。

Web広告などのマーケティングでエンジニアを集めるというよりは、知人から紹介されて出会う機会が多いので現在参画している現場に近い業種や環境の案件を探す場合には登録して営業をお願いしてみるといいと思います。

また、スタートアップやベンチャーの小規模エージェントは、新しいビジネスモデルやターゲットを絞ってビジネスを展開している企業が多いため興味があるものがあれば積極的に登録して連絡を取ってみるのもいいでしょう。

エージェントを見極めるポイント

エージェントを見極めるポイント

登録(応募)時

フリーランス案件の豊富さ

優良なフリーランスエージェントは豊富な案件(仕事)を保有しており、保有案件数はクライアントからの信頼の証ともいえ、営業の質が高く、熱心な可能性も高いでしょう。

合わせて掲載されているフリーランス案件の情報量も確認しましょう。特に、担当営業のコメント情報量が多いということは、それだけ案件の内容を理解している可能性が高いです。

また、登録フリーランスにのみ紹介される非公開案件を多数保有している場合もありますので、まずは一度エージェントに登録のうえ相談してみることをオススメします。

支払い能力

いくら良い案件を紹介され参画できても、報酬の支払いが滞ってしまっては大問題です。案件への応募やエージェント登録を行う前に運営する会社概要を確認しましょう。

一般的に設立後3年くらいまではキャッシュフローが安定していない事が多いです。また、従業員数が極端に少ない場合も注意が必要です。

資本金に関しては一概には言えませんが1千万円を基準にしている企業が多いのため、資本金が1千万円以上であれば安心材料の1つになるといえるでしょう。

なお、資本金などの情報を載せていない企業もありますが、自社に都合の悪い情報は載せていないという場合もあるため会社概要の情報量がが少ない企業には注意が必要です。

登録(応募)後のスピード感と対応

登録(応募)したフリーランスエンジニアと最初にコンタクトを行う応募後タイミングは、エージェントにとっても重要なフェーズです。メールや電話での連絡が遅い、メール内容が意図する内容ではないなどの場合には注意しましょう。

支払いサイト

フリーランスエージェントの支払いサイトは各社異なりますので、必ず事前にチェックしましょう。下請法では支払いサイトはは、60日以内と定められていますので60日を超えるような場合は下請法違反にあたります。

訪問(面談)時

面談(カウンセリング)のためエージェント企業へ訪問した場合は、下記のような点をチェックすると良いでしょう。

オフィスとセキュリティー

まず、フリーランスエンジニアを出迎え面談(カウンセリング)を行う場所(オフィス)を清潔にしているかは、エンジニアに対する姿勢の現れとも言えます。また、個人情報や機密情報を多く扱うカウンセリングを誰でも入れてしまう執務スペースなどのセキュリティが薄い場所で行うエージェントには疑問を持つべきです。

挨拶

オフィスへ訪問した際には、担当者はもちろん他の社員の方とすれ違う機会もあるかと思います。担当者が元気よく挨拶してくれるのはもちろん、他の社員までしっかりとした対応ができているかもチェックしましょう。これから長期間付き合っていくエージェントだからこそ挨拶という基本的なことができているかは重要なことと言えます。

営業時

本音で話せているか

あなたの会話を引き出し理解をしながら適切な提案を行う事が、カウンセラーや営業の大事な仕事であり腕の見せどころですですので担当営業とのコミュニケーションは紹介案件の質や結果に大きく影響してきます。

しかし、 実際話してみて担当営業の言動や態度のせいで、心を開く事ができずに「将来やりたいこと」や「希望の条件」などを本音ベースで話せないという状態であれば担当変更やエージェント自体を替えることをおすすめします。

やり取りはスムーズか

営業が始まると、条件面や紹介案件の確認、日程調整などでエージェントの担当者と連絡を行う機会が増えます。その際に「連絡が取りづらい」「確認漏れが多く二度手間三度手間が発生する」ような状態だと良い案件を紹介されても営業がスムーズに進まず参画できなくなる可能性が高くなります。

そのため、担当営業(カウンセラー)とのやり取りがスムーズにできているかも注意しましょう。

IT知識

エンジニア専門のエージェントであれば、基礎的な技術用語や業界の話は出来て当然です。もし仮に新人で技術用語がわからなかったとしても面談や案件紹介の時などには事前に勉強して最低限の会話はできるように努力すべきです。

もしもIT知識がない、理解する努力をしていないと感じる担当者に当たった場合は、担当変更を申し出ましょう。

業務委託契約の知識

エージェントにとってITの知識は必要ですが、同じようにそれ以上に持っていなければいけないのが契約に関する法律知識です。

契約時のトラブルを未然に防ぐためのアドバイスを行う事はエージェントの非常に大きな役割の1つです。だからこそ最低限、基本契約、個別契約の内容や業務委託、派遣、下請法を理解をしている担当が安心でしょう。

前もって準委任契約について質問してみるなど、担当のカウンセラーや営業にしっかりとした知識があるかを確認しましょう。

わからないことをわからないと言える

フリーランスエージェントであっても時にわからないこともあるでしょう。ましてや非エンジニアの営業担当であれば、すべてを理解することは難しいです。

だからこそ「わからないことをわかった風でその場を取り繕う」担当ではなく、わからないことをわからないと言える担当と付き合うべきでしょう。 双方が信頼関係を結び、オープンなコミニケーションを取れる関係を築くべきです。

キャリア設計

目先の参画だけではなく長期的に見たあなたのキャリアプランを考えた案件を提案をしてくれる担当が良いでしょう。また、フリーランスとしての活動に対する不安や不明点などを相談した際に親身になってくれる担当見つけましょう。

面談対策

優秀な担当社であれば、クライアント面談の雰囲気や面談担当者の人柄などを事前に共有し、面談対策をしてくれるはずです。

特に自信のない面談やどうしても参画したい案件の面談前には、面談対策や情報共有をお願いしてみましょう。

事前の面談対策により、案件の受注率は大幅にアップします。案件対策をしてくれるキャリアカウンセラーが多く在籍しているフリーランスエージェントは優良である可能性が高いです。

面談後のフィードバック

フリーランスで活動していく以上、営業活動や企業(クライアント)との面談は避けられません。経歴の説明や話し方などの振る舞いを常に改善する事で単価を上げたり、希望する案件に参画しやすくなります。

そのため面談後にあなたの良い点や改善点を定期的にフィードバックし、改善に前向きな担当者が良いでしょう。

三方良し

「案件概要は魅力的だったが雰囲気が合わなかった」「クライアントから発注依頼を頂いたが 他の案件をまだ検討したい」などの要望を考慮してくれるエージェント担当者が良いでしょう。

つまり、あなた、企業(クライアント)、エージェントが三方良しとなる状況を考えてくれるフリーランスエージェントが良いということです。

参画後(契約中)

定期連絡

本来フリーランスは案件に参画してからが本番です。案件に参画後も定期的に状況を確認し、現場での稼働状況を気遣ってくれるエージェントは心強いです。

営業担当によっては営業活動中は非常に熱心だったが、参画後にパタリと連絡がなくなるケースも見受けられます。 定期的にあなたをフォローしてくれる担当者がいるエージェントを探しましょう。

契約の確認

フリーランスの案件は1ヵ月〜3ヶ月などのスパンで契約を更新していくケースが一般的です。契約終了の1ヵ月以上前にしっかりと契約更新の意思確認を行い、クライアントと折衝してくれるエージェントが良いでしょう。

契約終了の1週間前になっても連絡をしてこないと言うようなエージェントの場合は、大きなトラブルに発展するおそれがあるため上司の方と話すか延長せずに他エージェント会社に変更するなどの対応が必要かもしれません。

現場評価のフィードバック

案件参画中は現場からの評価が気になるものですが、自分では聞きづらいことも多々あるでしょう。そんな時にあなたに対する現場からの評価をしっかりとフィードバックしてくれるフリーランスエージェントは優良エージェントです。

あなたの良い点、改善すべき点をセットでフィードバックしてもらうことで、参画中の案件でより活躍し評価を上げることができるでしょう。

更新時の金額交渉

案件更新時の金額交渉をお願いした際に、親身に耳を傾け、クライアントと調整、折衝してくれるエージェントを見つけましょう。

もちろん企業(クライアント)からの評価が高くフリーランスとして役務を提供できていると言うことが大前提ですが、しっかりと交渉してくれるフリーランスエージェントを選ぶようにましょう。

まとめ

優良なフリーランスエージェントに登録して希望に合った案件に参画しよう

今回はフリーランスとして働くエンジニアのみなさまにとって、優良なフリーランスエージェントを見極めるポイントについてご紹介いたしました。

もちろん、すべてを満たす完璧なフリーランスエージェントと出会うのは難しいかもしれませんが、みなさんが自分に合う優良なフリーランスエージェントと出会うヒントになれば幸いです。

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