フリーランスエンジニアが大阪で案件を探すときのポイント

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近年、全国的に「エンジニア不足」という声を開発の現場から聞きます。最近ではIT企業の進出に伴い大阪を中心とした関西エリアや九州の福岡などは、特にエンジニアが不足している状態です。

今後予想される日本の人口減少や高齢化も影響し、日本のIT業界は年齢や国籍、仕事をする場所の制約緩和などを克服していかないといけないという課題があります。

特に、関西は大手メーカーが多く大手Sierの本社も複数あり、案件の量は豊富です。そこで今回はフリーランスエンジニアが大阪(関西エリア)で仕事(案件)を探すときのポイントや情報をご紹介します。

ITエンジニアは売り手市場

ITエンジニアは売り手市場

冒頭でも触れた通り大阪エリアもIT人材不足に陥っており、フリーランスエンジニアの需要が増えてきています。そのためスキルや条件がマッチすれば仕事を獲得するのは難しくない状況です。

関東圏に次ぐ経済規模である関西の中心である大阪は関西圏の大手企業の案件が豊富に存在すると同時に東京に本社を置く大手企業案件のニアショア開発場所としての顔も持ち合わせています。

そのためメーカー系や金融系案件は特にエンジニアが不足しています。また、世の中のITニーズに合わせて、新しいプロジェクトがどんどん立ち上がっている状況です。

関西エリアは、パナソニックや京セラ、ダイキン、キーエンス、オムロン、任天堂などの老舗メーカーが多いため、組み込みの人材や業務システムではJavaエンジニアが圧倒的に不足しています。

また、汎用機(COBOLやRPGなど)の需要もまだまだあります。当然プロジェクトを推進していくPMOの需要も多くあるとともに、ゲーム系エンジニアやAndroid、iosアプリの開発エンジニアなども需要があります。

大阪エリアでの案件(仕事)の探し方

大阪エリアでの案件(仕事)の探し方

大阪での案件(仕事)の探し方は、東京と原則変わりません。大きく分けて「自分で各企業にパイプを作り直接売り込む」か、「エージェント会社を利用」するか、「クラウドソーシングを利用する」かの3つになります。

大半のフリーランスエンジニアは、横のつながりや紹介のツテが少ないため「エージェント会社を利用する」「クラウドソーシングを利用する」ことが多いようです。

常駐案件ならエージェント会社

中小のSierが多く存在する関西圏では、Javaの業務システム開発案件が多く存在します。そういった案件はセキュリティの制約から現場に常駐して作業を行う、常駐型の案件となる場合が多い状況です。

また新しいベンチャー企業が多い東京と比べ、老舗メーカーが多い関西エリアでは全体的に保守的な考え方が色濃いことも常駐型案件が多い要因となっています。

そのため、業務系のスキルを保有されているフリーランスエンジニアの方はエージェント会社を利用したほうが仕事の選択肢は広がるという傾向があります。

非常駐案件ならクラウドソーシング

業務系システム開発が多い関西圏ですがクリエイティブ系の案件ももちろんあります。とはいえ、WEBデザイナーを抱えているSierが少ないため、クラウドソーシングを利用してWEBデザイナーを確保している企業が多いようです。

大阪で活動するときの注意点

大阪で活動するときの注意点

フリーランス向け案件・求人サイト(フリエン)を運営している弊社(アン・コンサルティング株式会社)も大阪支社を開設しています。

では、東京エリアと大阪エリアでは何が違うのでしょうか。ここでは、大阪エリアでフリーランスエンジニアとして活動するときに知っておくと良い点をご紹介します。

収入格差

大阪エリアのフリーランスエンジニアの収入(単価)相場は、東京エリアに比べ月単価で約5~10万程低い傾向があります。

これはITエンジニアが危機的に不足していることでエンジニア単価が釣り上がっている東京に対し、同じようにIT人材不足ではあるものの老舗メーカーが強い力を持っており大阪エリアでは単価が高騰していないためです。

しかし、Ruby、Pythonなど比較的新しいスキルは大阪でも単価が高い傾向にあるため、今後は大阪エリアでも案件単価が向上していくことが予想されています。

案件の選択肢

東京エリアと比べ「案件の選択肢が狭い」状況です。というのも、大手メーカーや企業案件が安定しており長期案件が多く、過去に携わった企業の案件へ再度参画するといったケースが多いためです。

技術特性

最先端技術に対し資本を集中させることが多い東京エリアでは、最新ツールの使用や研究開発などを積極的に行っています。そのためIoTの研究開発やAI(人工知能)などの技術は東京エリアの方が進んでいる傾向があります。

対して、老舗やメーカーが多い大阪エリアでは製品の品質に直結する組み込み案件では最新技術を取り入れていく傾向がありますが、業務システムの開発においては最新技術の導入よりも価格を抑え安定した技術で開発を行うケースが多い傾向です。

地域密着型

大阪エリアは、その地域性や人柄的からも想像がつくように地域密着型です。

そのため、良い評判も悪い評判も拡散しやすい傾向があります。そのため、より一層コミュニケーション能力や勤務態度、体調管理に気を付ければいけません。しかし、地域密着型だからこそ、信頼関係を構築できれば継続して案件を紹介してもらえるというメリットがあります。

技術教育

典型的な技術者が多い傾向のある大阪エリアでは、作業の業務効率化に独自のやり方で取り組んでいるエンジニアが多く存在します。

そのため、一緒に働くエンジニアメンバーと一度関係構築ができればさまざまな技術を教えてもらえることが多い傾向があります。

つまり、働きながらスキルアップするチャンスが多くあると言えます。大阪エリアの案件に参画する際は、一緒に働くエンジニアの方と積極的にコミュニーケーションを取ることをおすすめします。

並行営業

案件を探す際に、東京エリアでは並行営業(同じ時期に複数の案件に対し打ち合わせ(営業)を実施する)を行うことが常ですが、関西エリアでの並行営業は良く思われない(タブー視されている)傾向がありますので注意が必要です。

しかし、時代とともにこの傾向も緩和されていくと思われます。

まとめ

「フリーランスエンジニアが大阪で案件を探すときのポイント」まとめ

このように大阪エリアと東京エリアではそれぞれの地域性などの違いがあります。

柔軟な働き方の選択肢があるのがフリーランスの魅力の1つなのでご自身が住んでいるエリアやなりたい将来像を基に案件(仕事)を探すエリアも検討してみることをおすすめします。

また、世の中の情勢や流行り、新しい技術、制度の変更などにあわせてエンジニアのニーズも変化をしていきますので今後もフリーランスエンジニアのみなさまに有益な情報を発信していきます。

フリーランスエンジニアの案件・求人サイト「フリエン」

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