フリーランスの天敵は病気!?気をつけたい体調管理と健康診断

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人生の中で無理をしたり、ちょっと健康を疎かにしていた時に病気で体調を崩したことはありませんか?

そのような時にあなたがどんな事を思うか。

「普段から健康に気をつけよう」
「もう少し健康的な生活を送ろう」

このように思いますよね。

これまではサラリーマンとして、会社に雇われの身として、ある意味会社に守られていました。
体調が悪かったり、病気になったときにも、給料の2/3が支給されたり、有給休暇を使ってリフレッシュをするなんてことも。

しかしフリーランスの場合はそのような、自らが不調の時に守ってくれる制度はありません。

そこで今回の記事では、

フリーランスって病気になって働けなくなったらどうなるの?」
「仕事が多いのは嬉しいけど働き過ぎて体調を崩すのが心配」

と考えているあなたに向けた記事です。

それでは

●フリーランスが気をつけたい病気
●フリーランスと会社員の環境の違い
●労災保険と傷病手当
●フリーランスの健康診断

について説明していきます。

フリーランスが気をつけたい病気4選

病気は誰も考慮すべきリスクです。
しかし、フリーランスは会社員よりも働けなくなることへのリスクが高いと言えます。

他の人に一時的に仕事を替わってもらうことが難しい専門的な仕事や、個人単位を基本したプロジェクトを請け負うことが多いからです。
ここではフリーランスが特に気をつけたい4つの病気を紹介します。

うつ病

まず病気の中で最も気を付けなければいけないのが、「うつ病」です。

理由としては「病は気から」と言われる通り、精神的な不調に陥ってしまうと、結果として身体の体調も壊してしまうことが多いからです。

また世の中では所謂「ブラック企業」なども改善の兆しが見え、「働き方改革」で生産性を上げ、余暇の時間を増やすなど一見すると労働環境なども改善されているように見えます。

しかし、うつ病などの心の病を患って労災を認められた人は過去最多を更新し続けています。
2016年にうつ病を原因として労災を請求した人は1586人にのぼります。

グラフは労災認定された498人がうつ病を発症した原因です。最も多いのは職場での嫌がらせ・いじめです。
フリーランスには職場は無いのでこのリスクはありません。
一方で長時間労働や重度の病気は大きな要因になりえるので注意が必要です。

腰痛

フリーランスの方が気を付けたい病気の2つ目は、「腰痛」です。

腰痛と聞くと非常に軽い病気だと感じる人もいるかも知れません。
しかし腰痛が原因で仕事を休んだり、会社をやめたりする人もいるのです。

デザイナー、エンジニアは特に要注意です。
デスクワークが多く、1日のうちほとんど座りっぱなしということがよくあります。

腰痛を予防する3つの習慣

デスクワークの方は、運動不足が重なり、体調を崩したり腰痛を発症しやすいです。
そのためにも以下の3つは簡単に出来ることなのでぜひ取り組んでみてください。

①最低1時間に1回は席を立ち、軽く伸びなど体を動かす
②睡眠時のマットを自分に最適な硬さ、大きさに変える
③仕事の合間にストレッチを(体だけではなく、目もストレッチし、休憩させましょう)

生活習慣病

気をつけるべき病気の3つ目は、現代の病とも言われる「生活習慣病」です。

自分の裁量で好きな時間に仕事ができるのはフリーランスにとって大きな強みです。
しかし、それは不規則な生活になってしまう危険性もはらんでいます。

3つ以上当てはまったら要注意!

ここで生活習慣病のチェック項目を紹介します。
3つ以上当てはまると要注意です!

□食事の好き嫌いが多い
□間食が多い
□食事の時間が不規則
□定期的に体重を測らない
□外食が多い
□運動をしない
□仕事のほとんどがデスクワーク
□睡眠不足

がん

4つ目に気を付けるべき病気として挙げられるのは「ガン」です。

かつては完治する確率が低いガンでしたが、現在は治癒率は上昇しており、不治の病とはなくなってきています。

しかし、そうはいっても入院や治療などに多くの時間や費用が費やされるのも事実です。

何より、治療中はフリーランスとして仕事をすることが困難になります。
がんは他の病気と違って予防が難しいと言われています。

がんに対して最も有効なのは早期発見です。
そのため、会社にいる時のように、定期的に健康診断を受けましょう。
健康診断に関しては、後ほど詳しく説明します。

病気になる可能性が上がる!?法律に守られにくいフリーランス

労働者には労働法が適用されます。

正社員、非正規社員、派遣、アルバイトに関わらず全ての「被雇用者」が法律で保護されているということです。

しかしフリーランスは被雇用者ではなく事業主とみなされるため労働法が適用されません。

ここではサラリーマンとフリーランスがどのように異なるのかについて説明していきます。

1日8時間の法定労働時間

労働基準法では労働時間は1日に8時間、週に40時間と決められています。

1日に8時間を上回る部分は残業となり、会社は残業代を支払う必要があります。
一方フリーランスには労働基準法が適用されません。どれだけ働くかは個人の裁量次第です。
この自由さはフリーランスの大きな魅力ですが、同時に極度な長時間労働になる可能性もはらんでいます。

健康診断

会社は社員に健康診断を受けさせる義務が法律で定められています。

労働安全衛生規則第44条
常時使用する労働者に対して、1年以内ごとに1回、定期的に医師による健康診断を実施する。

この義務を怠ると、罰金などが科されます。

一方、フリーランスは健康診断を受ける義務がありません。
個人事業主の場合は経費として計上できず、時間も取られるため健康診断を受けないフリーランスは多いです。

しかしそのような行為は長期的に考えると非常に危険な行動です。
定期的に健康診断を受けないと重大な病気の発見が遅れる可能性があります。
健康診断については下記で詳しく説明していきます。

こんなに違う!フリーランスとサラリーマンが病気で働けなくなった時

病気で仕事を休まなければいけなくなった場合、会社員には「労災保険」や「健康保険」からお金が支払われます。
一方、フリーランスは労働者では無いためこれらの保険は適用されません。

つまり、サラリーマンの場合は自分が働くことができなくなった場合も最低限の収入は担保されます。
一方でフリーランスの場合はそのような最低保証はないということです。

労災保険

ニュースで過労死などに関する労災認定について耳にしたことがある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。

労災保険とは仕事中や通勤中に労働者が怪我をした場合に補償してくれる保険です。
保険金給付の対象となるのは仕事中、通勤中の病気や怪我です。
休業の4日目から給料の80%が最長で1年6ヶ月給付されます。

フリーランスは労働者ではないため、労災保険に加入することができません。
つまり、フリーランスはどんなに働き、その結果、万が一の時があった場合でも過労死とは認定されません。

傷病手当金

傷病手当金とは健康保険から支払われる給付金です。病気によって仕事ができなくなり、長期間休職しなければならない会社員のための制度です。

労災保険とは異なり、仕事が原因でなくても申請することができます。
療養中の生活保障として給料の2/3が最長で1年6ヶ月支給されます。

フリーランスが加入する国民健康保険に傷病手当金はありません。

フリーランスは病気に備えて何をするべき?

さてここまで読んできて分かったことは、フリーランスには労災保険と傷病手当金などの生活を保障する制度が無いということです。

そのため、もし収入ががなくなったときに備えて自分で保険に加入する必要があります。

フリーランスの方がサラリーマンと同じような最低収入保証する2つの保険を紹介します。
その保証とは

①所得補償保険
②就業不能保険

です。この2つについて紹介します。

所得補償保険と就業不能保険の違い

 

形式 期間 料金
所得補償保険 所得に対する補填 短期 短期ため割安
就業不能保険 定額支払 長期 長期のため割高

所得補償保険

医療保険のように治療費をサポートするだけでなく、病気で長期間働けなくなった時の「生活費」をサポートします。
所得補償保険は所得に応じて給付金額が変わるため契約時に比べて収入が減っている人は給付金額が減少することがあります。

就業不能保険

基本的な仕組みは所得補償保険と同じです。
異なる部分は給付金額が契約時に決めた金額から一定であると言う点、所得補償に比べて保証期間が長期である点です。
そのため、保険料も高額になります。

フリーランスは体が資本!病気早期発見のための健康診断

ここまでフリーランス病気について説明してきました。
病気にはならないことが1番ですが、早く見つけることも重要ですよね!

ここではフリーランスの健康診断について詳しく説明します。

フリーランスはどこで健康診断を受ければいいの?

会社員の場合、健康診断は会社から指定された日に労働時間内で受けることになります。
一方、フリーランスは健康診断を受診するために自分で予約し、検査に行く必要があります。
どこで受けることができるのかについて説明していきます。

病院

最も一般的なのは、近くの病院で受ける方法です。
ほとんどの病院で検診を受け付けています。費用は受ける科目によりますが血液検査がなければ5000円ほど、血液検査有りで1万円ほどになります。

特定健診

メタボリックシンドロームに着目した健診で40歳~74歳で医療保険の加入者が対象となります。
医療保険に加入していれば費用は基本的に保険の運営主体が負担します。

ほとんどのフリーランスが国民健康保険に加入しており、加入していれば費用はかかりません。
もし加入していないのであれば特定健診を受けることがはできません。

特定健診の結果、メタボリックシンドロームと診断された場合、特定保健指導と言う形で生活習慣改善のために医師や保健師の指導を受けることができます。

フリーランスの健康診断は経費になるの?

残念ながら個人事業主の場合、健康診断、人間ドックは経費にすることができません。
法人化すれば費用として計上することができます。

まとめ:フリーランスは健康診断で病気を早期発見することが大事!

フリーランスの方、フリーランスを目指している方がまず意識しなければいけないのは、

フリーランスは自由も多いが全てが自己責任」

ということです。その上で、ここまでの内容をまとめます。

フリーランスが気をつけたい病気
●うつ病
●腰痛
●生活習慣病
●がん

の4つです。病気になってしまうと働くことが難しくなることも考えられます。
更にフリーランスは会社員と違い、労働環境、働けない時の補償など、労働法で守られておらず健康に一層気を使う必要があります。

病気で何より大切な早期発見のために欠かせないのが健康診断です。
フリーランスは「健康のため」だけだなく「仕事のため」と考え、病気に備えるようにしましょう。

お読み頂きありがとうございます。

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