フリーランスになるまでの手続きまとめ 退職前、退職後に分けて紹介

Pocket

フリーランスになるまでに自分が何をするべきかきちんと把握していますか?

会社員から独立してフリーランスになる場合、様々な手続きがあります。

軽い気持ちで独立しようと考えると痛い目を見ること間違いないでしょう。

そこで今回は痛い目を見ないように、フリーランスになるためにやっておくべきことや手続きなどを解説していきたいと思います。

具体的には

  • 退職前にやっておくべき手続き
  • 退職後にやるべき手続き
  • その他

を紹介していきます。

手続き毎により詳細にまとめた記事もありますので是非そちらもご覧ください。

フリーランスになる前に!退職前にやっておくべき手続き


フリーランスになること自体は簡単ですが、きちんと準備しておかないと生活が一気に苦しくなります。

安心してフリーランスになるためには、意外とやっておくべきことが多いです、
具体的には、以下のことを退職前にやっておくことをおすすめします。

  • 退職する旨は早めに伝えておく
  • 貯金をしておく
  • スキルを磨いておく
  • 独立後のプランを作成しておく
  • クレジットカードは作っておく

退職する旨は早めに伝えておく

フリーランスとして独立するためには、退職をしておかなければなりません。
そのため、退職する旨は早めに伝えておく必要があります。

当然ですが、会社をいきなり辞めることはできません。

遅くても退職1ヶ月前には辞めることを伝えておくことが大切です。
仕事の引き継ぎや後任の人員を決める必要があるからです。

また、スムーズに退職するためにも、フリーランスになる計画は早めに立てておくことをおすすめします。

貯金をしておく

フリーランスになったばかりの頃は、思ったように稼げない可能性があります。
その間は収入が無いため、フリーランスになる前に生きていける最低限のお金は確保しておくことをおすすめします。

また、安い家賃で住めるところに引っ越したり、稼げないうちは家族の扶養に入るなど、使うお金を節約しておくことも大切です。

入ってくるお金を増やし、出費を抑えることを心がけるようにしましょう!

スキルを磨いておく

フリーランスとして活動するには、仕事に必要なスキルが伴ってなければなりません。
独立してお金を稼ぐには、依頼を確実に達成できなければならないからです。

そのため、会社で働いている間にスキルを磨いておくなど、普段からスキルアップに繋がることをしたり学んだりしておく必要があります。

最近はスキルを学べる本やインターネット上で受けられる講座が充実してきました。
学べる手段は豊富であるため、フリーランスになる前からコツコツとスキルを磨いておくことをおすすめします。

独立後のプランを作成しておく

フリーランスとして活躍するには、以下のことを考えておく必要があります。

  • フリーランスになる目的は?
  • 目的のためにしなければならないことは?
  • どのくらい稼ぎたいのか?

他にも挙げられることはたくさんありますが、これらをきちんと考えないと長続きしません。

フリーランスになると周りの人は誰も助けてくれません。
中には手助けをしてくれる人もいますが、最終的な決断は自分で行うことになります。

フリーランスとして活躍するためにやるべきことを決めるのが、最初の決断であることを覚えておいてください。

クレジットカードは作っておく

フリーランスは収入面や生活の安定面の問題から、会社員よりどうしても信用度が落ちてしまいます。

クレジットカードによって審査の通りやすさは違いますが、会社員のうちにクレジットカードを作っておくと後で苦労しません。

また、クレジットカードでの支払いは経費の計算でも非常に役立ちます。
そのため、クレジットカードはあらかじめ作っておくと良いでしょう。

【脱サラ前に】フリーランスは必ず複数枚クレジットカードを作ろう!も合わせてお読みください。

フリーランスが退職後に行う手続きを紹介


無事退職し終えたあとは、フリーランスになるための手続きが必要です。
具体的には、以下の手続きが必要になります。

  • 失業保険を受け取る
  • 再就職手当を受け取る
  • 国民健康保険に切り替える
  • 国民年金に切り替える
  • 開業届を提出する

それでは、1つずつ解説していきましょう。

失業保険を受け取る

失業手当とは、失業した方ハローワークで一定期間お金を受け取ることができる制度です。
受け取れる金額は、退職6ヶ月前の給料の半分〜80%と言われています。

フリーランスになるのに必ずしなければならないという訳ではありませんが、失業保険を受けることで収入が少なくなりがちの最初の時期に役立ちます。

通常、失業保険は会社を辞めた方が、次の職を見つけるまで失業手当を受け取ることができるという制度です。

今までは一般企業に就職する意思がある方のみの制度でしたが、近年はフリーランスを目指す方でも失業保険を受けることができるようになりました。

フリーランスになる前に失業保険を受け取る方法を具体的に知りたい方はこちら

また、このあと述べる再就職手当もおすすめします。

【脱サラ前に】フリーランスも失業保険をもらうことが出来る!制度と手続きを徹底解説も合わせてお読みください。

再就職手当も視野に

再就職手当とは、失業保険を受け取れる3分の1以上の期間を残して定職に就いた場合に受けられる手当です。

フリーランスになろうと考えている方でも失業保険を受け取ることができますが、フリーランスになった瞬間に支給対象外となってしまいます。

そのような場合には、再就職手当を受け取るのがおすすめです。
再就職手当は失業保険期間を残しておくほど受け取れる額が多くなります。
退職後に失業保険を受け、早めに開業してしまえばとてもお得です。

失業保険を受ける場合には再就職手当も視野に入れておくと良いでしょう。

【保存版】開業届を出す前に!フリーランスが知っておきたい再就職手当を徹底解説こちらも合わせてお読みください。

国民健康保険に切り替える

会社を辞めた場合、通常は社会保険から国民健康保険に切り替えなければなりません。
国民健康保険は退職後14日以内に市役所や役場で加入の手続きをする必要があります。

社会保険の保険料は会社が半分負担してくれたのですが、国民健康保険は全額自己負担です。
そのため、会社員の頃よりも保険料は上がってしまいます。

初めは収入も少ない可能性もあります。
その場合は保険料の減免制度を利用するなどして対処すると良いでしょう。

また、この後紹介する任意継続という手段もあります。

任意継続もあり

任意継続とは、会社に勤めていたときの社会保険を継続することです。
通常、会社を辞める場合には国民健康保険に切り替えなければなりません。

しかし、任意継続をすることも可能であり、そうすることで退職後2年間は社会保険を継続することができます。

ただし、保険料は会社が負担してくれないため、全額負担しなければなりません。

扶養家族がいる場合には、扶養人数によって保険料が上がることはないため、子供がいる場合などには任意継続がおすすめです。

国民年金に切り替える

退職した場合、会社に所属していたころに加入していた厚生年金は打ち切りになります。
代わりに国民年金に切り替える必要がありますが、国民年金だけでは老後の資金が足りません。

そのため、フリーランスでも加入できる年金制度に追加で加入することをおすすめします。

その他の年金制度に加入する

フリーランスが国民年金以外に加入できる年金制度には、以下の制度が存在します。

  • 国民年金基金
  • 確定拠出年金
  • 付加年金
  • 小規模企業共済

これらの年金制度の保険料は控除の対象になっているため、節税にもうってつけです。
国民年金+その他の年金制度を利用することで、会社員とほぼ同等の年金を老後に受給することができます。

加入を検討してみてください。

開業届を提出する

最後に開業届を提出しましょう。
開業届は所在地管轄の税務署に提出します。

開業するには開業届だけでなく、身分証明書やマイナンバーカードも同時に提示する必要があります。

身分証明書は免許証や保険証などが使えます。
忘れず持参するようにしましょう。

フリーランスの開業届は出すべき?書き方や提出日・デメリットなどを紹介も合わせてお読みください。

青色申告も同時に申請しておく

開業届の提出と同時に青色申告も同時に申請することができます。
青色申告を申請することで、最大65万円の控除ができたり、赤字を3年間繰越すことが可能です。

デメリットは特にないので、青色申告を同時に申請しておくことをおすすめします。

その他:フリーランスになる前に行うべき手続き


その他、フリーランスになる上でやっておくと良いことを紹介します。
具体的には、

  • 専用の口座を開設しておく
  • 印鑑は業務専用のものを作成しておく
  • 名刺を作成する
  • 売上・経費の管理

などが挙げられます。
必ずやっておく必要はありませんが、事前に準備をしておくと非常に便利です。
それでは一つずつ見ていきましょう。

専用の口座を開設しておく

依頼の報酬は自分の口座に振り込まれますが、確定申告をする際に売上の記録をしておく必要があります。

今まで使用してきた口座を利用する場合、売上と会社員だった頃の収入がごっちゃになってしまい、記録の漏れなどが生じてしまう可能性があります。

そのため、フリーランスになる場合には、仕事用の口座を新しく開設することをおすすめします。

また、開業すると屋号と呼ばれる仕事で使う名前を決めることが可能です。
屋号名義で口座を開設できるので、仕事用の口座だとわかりやすくおすすめです。

【フリーランスの銀行口座】ネット銀行とゆうちょの併用がおすすめ!

印鑑は業務専用のものを作成しておく

フリーランスが業務で使用する印鑑は、丸印や銀行印などが存在します。
これらの印鑑は、プライベートと仕事を区別し、業務上での契約や手続きに使用します。

そのため、フリーランスになる際には印鑑を新しく作成しておくことをおすすめします。

また、屋号で印鑑を作成することも可能です。

フリーランスの印鑑は1つで大丈夫?印鑑を作成する時に気をつけたいポイントを解説

名刺を作成する

フリーランスになると、クライアントなどに挨拶をする機会が増えます。
その際、自分がどういう人物なのかを知ってもらうために名刺を作っておくことをおすすめします。

名刺には

  • 名前(屋号)
  • 職種(ライターやデザイナーなど)
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

などを記載します。

自分を表現するツールの一つであるため、名刺を作成する際には見やすいようにデザインしましょう。

売上・経費の管理

フリーランスは売上や経費を記録・管理しておかなければなりません。
これらの情報は確定申告時に支払う税金を決定するために使用されます。

これらの記録を定期的に行っておくと確定申告時に便利です。
最近ではエクセルでまとめておく方法が主流になっています。

最近ではネット上で売上や経費の管理を行うサービスが増えてきました。
それらのサービスを利用するのもおすすめです。

まとめ:フリーランスになる時は退職前、退職後で手続きをあらかじめ把握しておこう


フリーランスになる際には、

  • 退職前にやっておくべきこと
  • 退職後に行う手続き
  • その他やっておくと便利なこと

これらが大切になります。

フリーランスとして良いスタートを切れるようにこれらを意識してみてください。

フリーランスエンジニアの案件・求人サイト「フリエン」

フリーランスエンジニアの案件・求人サイト「フリエン」