【保存版】フリーランスのための領収書の書き方を徹底解説 2/3

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フリーランスのための領収書書き方を徹底解説


領収書の作成方法をご紹介したところで、次に具体的な「領収書の書き方」についてご紹介していきます。領収書を発行できたとしても、内容に不備があった場合に領収書だと認められないこともあるため、正しい書き方を知っておかなければ意味がありません。

先程の内容と被ってしまう部分もありますが、こちらではより細かく説明させて頂きます。

日付

日にちは、そのまま取引があった日を明確に記入しましょう。日にちを間違えたところで大きな問題にはなりませんが、月末や事業年度末などをまたいだ場合納税書類を作成する時にややこしくなってしまいます。

また、賃金を支払う場合の領収書で日にちを間違うなどをしてしまうと、クライアントとしての信頼度が落ちてしまいます。依頼をするにあたって信頼できないクライアントとなってしまうと、依頼を引き受けてもらえなくなる可能性もあるため注意が必要です。

宛名:会社名もしくは個人名

宛名というのは、先ほどご説明した中の「支払先」に当たります。お金を支払った相手についてわかるように明確に記入しましょう。

また、取引関係が密になれば密になるほど、こういった宛名に関して敬称で簡単に記入する場面も多くなってきます。敬称で領収書を発行した場合には、その領収書が機能を果たさない場合もあるため注意が必要です。

ただ、例えば簡単な打ち合わせでカフェを利用したりする場合に、そのカフェを経営する会社名からずらずらと書く必要はあまりありません。あくまで、そのカフェだと誰もがわかるように記入すれば大丈夫でしょう。(ただ、全て書くことにこしたことはありません)

自分が受け取る場合の宛名

会社名などが無いフリーランスの方自身が領収書を受け取る場合には、「正式名称」または「屋号」を正確に記入してもらうようにしましょう。

あだ名や敬称であったり、個人が特定できないものの場合には本当は誰が受け取ったのかについて信用性が薄れてしまいます。

必ず上記の内のどちらかを宛名部分に書いてもらうようにしましょう。

金額

取引を行った成果として相手方に支払った金額を正確に記入する必要があります。金額についてはそれほど難しい話ではなく、単に支払った金額を書けばいいので書き方について悩む方もあまり見られません。

そんな中問題となるのが、「虚偽の金額を記入する」ということ。例えば、タスク依頼を請け負った方に発行する時に「少し多めに書いて欲しい」と言われ、虚偽の金額を記入し場合、これは犯罪行為にあたります。

また、経費で落とす金額を少し多めに記入して節税しようとするのもNG行為。税法によってしっかりと規制されているため、こういった行為はしないようにしましょう。

但し書き

但し書きは、先述した中の「支払った内容」になります。支払った内容について明記すればいいのですが、ここで間違えがちなのが「品名〇〇円」と記入して領収書を完結させてしまうこと。

但し書きの欄には、「何について」どのくらい支払ったのかを明記する必要があり、品名という曖昧な表記では、宛名に敬称を書いたのと同様に領収書として認められない場合があります。

サービス名、本、飲食、機器など、支払った内容についての詳細を必ず記入するようにしましょう。また、1度の支払いの中に複数の要素がある場合には、「〇〇費用:〇〇円」とそれぞれについて明記すると領収書としてもしっかりと機能します。

収入印紙

領収書の発行には、収入印紙が必要な場合もあります。収入印紙が必要な場合に、もし収入印紙を貼り忘れてしまうと、倍の料金の収入印紙を貼る羽目になるため、注意が必要です。

では、収入印紙が必要になる条件や、収入印紙についての概要を見てみましょう!

5万円以上の際に必要になる

収入印紙は、5万円以上の金額が動く取引の際に領収書を発行する場合必要になります。収入印紙には全部で31種類のものがあり、金額によって異なるのですが、例えば5万円の取引の場合には200円の収入印紙を用意しなければなりません。

貼り忘れと同様に、貼った後に消印をしない場合も倍の収入印紙を用意しなければならなくなるため、消印にも注意が必要でしょう。

印紙税額一覧

印紙税額は金額に応じて変化すると先述しましたが、では実際にフリーランスの方が主に収める「売り上げ代金についての領収書」に貼る必要のある印紙一覧を見てみましょう。

収入証紙一覧
5万円:200円
5万円~100万円以下:400円
100万円~200万円以下:600円
200万円~300万円以下:1,000円
300万円~500万円以下:2,000円
500万円~1,000万円以下:4,000円
1,000万円~2,000万円以下:6,000円
2,000万円~3,000万円以下:1万円
3,000万円~5,000万円以下:2万円
5,000万円~1億円以下:4万円

見たところ、特別に高いというわけではなく、一番低い200円も5万円の0.4%であるため、印紙税について悩むことは特段ないでしょう。

収入印紙を購入できる場所

収入印紙というと、入手するのに難しそうなイメージを持つ方もいるかと思いますが、そんなことはありません。基本的には、切手などと同様に

  • 金券ショップ
  • 各コンビニ
  • 郵便局

などの窓口で購入することができます。郵便局の場合には、土日や夜に購入することができないため、基本的にはコンビニなどでの購入が一番手っ取り早いと言えるでしょう。