【スーツ代も経費】フリーランスが気をつけたい3つのこと

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スーツ経費として落とせるの?」
このような疑問を持たれているフリーランスの方は多いかもしれません。

フリーランスとして仕事をしていく上で

  • 仕事で使うスーツ経費で落とされて当然じゃない?
  • スーツ代を経費にできるかどうかわからない

という方も多いと思います。

本記事では、スーツ経費として落とせるのか、また経費として認めてもらうために必要になってくる知識について説明していきます。

具体的には

  • フリーランススーツ経費で落とすことができるのか
  • フリーランススーツ経費として認めてもらうには
  • フリーランス経費として認めてもらえる意外なもの

を説明していきます。
この記事が参考になれば幸いです。

フリーランススーツ経費にできる!注意5点


結論から言うと、フリーランスはスーツを経費にすることが可能です。
ここではフリーランスがスーツを経費にする際の注意点を解説していきます。

高額過ぎるスーツはNG

あくまで「ビジネスに必要なもの」という扱いであるため、高額過ぎるスーツは経費になりません。

フリーランスのスーツは高くても20万円ほどに抑えるようにしましょう。

全額を経費にはできない

仕事で使うと言ってもスーツを全額経費にすることはできません。
必ず按分が必要になります。

按分とは使用状況に応じて経費と負担分を分けることです。
領収書やレシートがある一般的にフリーランスの場合、スーツ代の5分の4を経費にすることができます。

スーツ経費の具体例

スーツ経費の具体的な数字を見てみましょう。

10万円のスーツを購入した場合
消耗品費 8万円→経費
事業主貸 2万円→フリーランスが負担

スーツの勘定科目は消耗品等

フリーランスの場合、スーツの勘定科目は消耗品もしくは福利厚生費です。

スーツを買った時は記録に残すようにしよう!

せっかく経費で落とせるスーツも購入した記録がなければ経費にできない可能性があります。
経費にできても按分で経費の割合が下がってしまいます。
そうならないためにスーツを購入した時のレシートまたは領収書は必ず保管するようにしてください。

フリーランスとサラリーマンのスーツ経費を比較


フリーランスがスーツを経費にすることが出来るということは説明しました。

ここでは平成26年の法律改正でフリーランスとサラリーマンのスーツ経費がどのように変わったのかについて説明してきます。

制度改正によりサラリーマンは経費で落とせるように!

平成26年より前までは、一般的に税理士からは、スーツを経費として落とすことは難しいとされていました。

その理由としては、スーツは

  • 誰もが必要であること
  • 個人の趣味趣向が入ること
  • 耐用年数に個人によって異なる

ということから、経費ではなく個人的な支出とされていたためです。

しかし、平成26年に「特定支出排除」と呼ばれる、会社員の所得排除の対称に見直しがありました。
特定支出控除とは、会社員が自費で使った通勤費や研修費などの金額が「給与所得控除額の半分」(その年中の給与などの収入金額1500万円以下の場合)を超えるとき、超えた分の金額が税金の控除対象となり、翌年の確定申告で何割かが戻ってくる制度です。

この特定支出控除にどのような見直しがあったのかというと、

  • 仕事に必要な書籍や図書の購入
  • 仕事で必要な衣服の購入
  • 得意先などに対する接待

が追加をされました。
2つ目の「仕事で必要な衣服の購入費用」にスーツは該当します。

会社員に対して、スーツの費用が認められる制度ができたことになります。
しかし、実はサラリーマンがスーツを経費にすることはほとんどありません。

実際にサラリーマンでスーツを経費にしている人はいない!?

ここまで説明してきましたが、実際に会社員でスーツ代を経費にしている人はほとんどいません。

特定支出控除の要件は

  • 会社が特定支出と認めること
  • 支出が給与所得控除の額の半分を超えること

の2つです。
スーツ代でこの2つ目の要件を満たすのは非常に困難です。

所得 給与所得控除 経費にできるスーツ代
~180万円まで 65万円 33万円以上
300万円 108万円 54万円以上
500万円 154万円 77万円以上

年収300万円であってもスーツ代で54万円以上の支出がないと経費とは認められないのです。
1年間にスーツに50万円以上もかける人は稀でしょう。
このような理由で実際にスーツを経費にしているサラリーマンは稀です。

フリーランススーツ経費にできる

サラリーマンはスーツを経費にする制度があってもその制度はほとんどの場合、利用できません。
しかし、フリーランスは仕事で利用するのであればスーツを経費にすることができます。
次からフリーランスのスーツ経費について見ていきます。

フリーランススーツ以外にも経費にできる意外なものとは?


フリーランスは、スーツ以外にも様々な費用を経費として計上することができます。きちんと経費として計上しないと、税金が高くなりますので、計上漏れのないようにしましょう。

クリーニング代

フリーランスの業務に必要なスーツなどのクリーニング代は経費にすることができます。
勘定科目は「雑費」です。
事業用と私用を同時にクリーニングに出す場合は按分する必要があります。

作業着

プライベートで絶対に使わないようなものは経費にすることができます。
例えば、営業のための着ぐるみや飲食店の制服などはそれに当たります。

ビジネスシューズ

フリーランスのビジネスシューズは経費にできません。
理由はプライベートでも使う可能性があるからです。

通信費(携帯料金・レンタルサーバー代など)

フリーランスは、自分を売り込むことが大事になってきます。そのため、多くのフリーランスは、自分のホームページを持っています。

ホームページを作る際に必要になってくるサーバー代やドメイン代は、経費として扱うことができます。また、取引先とやりとりをする携帯電話の料金などは、経費として扱うことができます。

携帯代を経費として、計上していないフリーランスが多くいますので、しっかりと漏れのないように経費として落とすようにしましょう。

名刺代

フリーランスとしてやっていく上で名刺は、自分の名前を売るために必要になってくるアイテムです。
名刺代は、経費として計上することができます。経費として落とす際には、広告宣伝費として落とすようにしましょう。

カフェ代

フリーランスはカフェでクライアントとの打ち合わせをすることも多いですよね!
カフェの費用は経費として扱うことができます。
カフェで、一人で仕事をした場合は「雑費」として計上しましょう。そして、取引先と会っていた場合などは、会議費もしくは接待交際費として計上しましょう。

同業種との交流費用

同業種との飲み会などは、接待交際費として計上することができます。
しかし、接待交際費は計上しすぎないようにしましょう。
プライベートでの飲み会は、接待交際費として計上することができません。
接待交際費は多すぎると確定申告の際に、厳しくチェックされるので程々にしておきましょう。

振り込み手数料

仕事上のやりとりでかかった振り込み手数料は、経費として扱うことができます。
振り込み手数料は、ほとんどの場合が少額です。そのため、振り込み手数料を経費として落とすことを忘れてしまう人が多いです。少額とはいえ、積み重ねれば大きな金額になりますので、きちんと経費として計上するようにしましょう。

ご祝儀(仕事関係の相手)

仕事に関わっている相手に対して、ご祝儀や贈答品などを送った場合は、経費として計上する事ができます。この場合は、接待交際費として計上するようにしましょう。

まとめ:フリーランススーツ経費に出来る!按分をしっかりやろう

ここまでの内容をまとめます。

フリーランスとして独立している場合は、きちんと費用を経費として計上することが大事になってきます。

仕事で着るスーツは経費として計上することができますが、仕事のとプライベートを明確に分ける「按分」が必要になってきます。

また、スーツ以外には、「通信費」「名刺代」「カフェ代」「同業種との交際費用」「振り込み手数料」などが経費として扱うことができます。

フリーランスにとって、節税はお金を稼ぐこと同様に大切な要素です。そのため、しっかりと費用として経費で落とせるものは落とすようにしましょう。ここまでお読み頂きありがとうございました。

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