【脱サラ前に】フリーランスも失業保険をもらうことが出来る!制度と手続きを徹底解説

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フリーランスを目指して脱サラしても失業保険が貰えるということをご存知ですか?

独立するにあたって、収入が一時的に不安定になりますよね。そんな時失業保険がおりると非常に助かります。

今回は

  • 失業保険って何?
  • フリーランスを目指しているけど失業保険のもらい方を知りたい

という方のための記事です。

  • 失業保険とは何か
  • フリーランス失業保険の対象に
  • フリーランス失業保険を確実にもらう方法

を説明していきます。
この記事が参考になれば幸いです。

フリーランスは利用できる?失業保険を徹底解説

そもそも失業保険とは一体どのようなものなのでしょうか?
見ていきましょう。

失業保険をもらうための条件

失業保険をもらうには退職をする必要がありますが、主に2通りの退職方法があります。

  • 会社都合退職・・・会社の都合で退職させられた場合(リストラなど)
  • 自己都合退職・・・自分の都合で退職させられた場合

退職の仕方によって、受け取れる補償に違いが発生します。

会社都合退職の場合

会社都合退職の場合は、1ヶ月の給料と同じだけ補償を受け取ることが可能です。
また、受け取れる期間は保険に加入していた期間になります。

自己都合退職の場合

フリーランスを目指して独立する場合はこちらの自己都合退職扱いとなります。
自己都合退職の場合は、会社都合退職の場合よりも大きな手間がかかってしまうため注意してください。

自己都合退職時の保険金受け取りのまとめ
ハローワークに保険金の申請を行う
受給説明会を受ける
定期的な認定日に補償を受け取れるかのチェックを受ける
初回の振込までに4ヶ月要する
その間に定期的に就職活動を行う

失業保険の給付金額

フリーランスの方が受け取れる保険金は自己都合退職のものになりますが、具体的にはどのくらいの金額が受け取れるのでしょうか?

自己都合退職で受け取れる補償額は「賃金日額」が基準になります。
賃金日額とは1日で受け取れる金額のことです。

金額は以下の式で求めることができます。

基本手当日額={(-3×賃金日額×賃金日額)+(69,980×賃金日額)}÷70,300

失業保険の給付期間

失業保険の給付期間は、年齢や保険加入期間などで変動します。
そのため、給付期間は90〜330日までの間になりますが、この間に就職活動を行う必要があります。

フリーランスを目指す人に朗報!平成26年から開業予定の人も失業保険の対象に!

お気付きの方もいるかもしれませんが、失業保険の説明や詳細ににフリーランスの文字は無く、保険の対象に含まれていません。
しかしご安心ください。
フリーランスでも失業保険を受けられるようになりました。

これまでは就職する意思がある人に限定されていた

失業保険は、失業後に就職する意思がある方のみを対象にしていた保険です。
つまり、独立してフリーランスになる方は失業保険を受けられないということになります。
そのため、会社員からフリーランスになる場合は、ある程度まとまったお金を用意しておく必要がありました。

開業を選択肢に入れていれば給付を受けられる

ハローワークで開業をする旨を伝えれば、失業保険を受けることができます。
その場合でも、通常通りに受給説明会や認定日などに参加する必要があります。
詳しくはこの後で述べますので参考にしてください。

フリーランスになる準備に専念した時点で打ち切り

失業保険を受けている間は、就職活動などを行う必要があります。
フリーランスになる準備をしている時点で、就職する意思は無いと判断され、打ち切りとなるケースも多いです。

失業保険は元々雇用保険の一種であるため、フリーランスには元々当てはまりません。
しかし、近年ではフリーランスでもある程度の支給金制度などが充実してきたため、失業ごのハードルは下がっていると言えます。

フリーランスとして活動しているのに失業保険を受け取った!「不正受給」はばれるのか?

フリーランスとして活動できているのに、誤って失業保険を受け取ってしまった…なんてこともあるかもしれません。

結論から言うと、フリーランスとして活動中に失業保険を受け取ってしまうと不正受給となってしまいます。
そのため、不正受給だと発覚した場合は速やかに保険金を返還する必要があります。

また、罰則もあるため不正受給には気をつけてください。

こんなことも不正受給になる

不正受給となる行為を紹介します。
こういった行為を行わないように気をつけてください。

虚偽の就職活動の申請をした

失業保険を受けるには就職活動をしなければいけませんが、面倒であったり、その間に別のことをしていた場合には不正受給となってしまいます。
失業保険は今後就業する意思がある場合のみ受けることができる保険です。

そのため、虚偽の就職活動の申請が発覚した場合には就業意思が無いと見なされ、不正受給となってしまいます。

アルバイトなどの仕事を申告しなかった

失業保険を受けられる対象の方は、アルバイトをする場合には必ず報告をしなければなりません。
申告無しでアルバイトやその他収入を得る行為を行った場合には、失業したとは見なされずに不正受給と見なされてしまいます。

アルバイトを行う場合には必ず報告を行いましょう。

フリーランスになるための準備を申告しなかった

フリーランスになる場合にも、必ず申告を行う必要があります。
こちらも、申告無しで準備や業務を行った場合には不正受給と見なされてしまうので申告は必ず行うようにしてください。

この場合、受給分の金額は全て返済する必要があります。
また、すでに開業届を提出している場合には基本的に受給は不可能です。

不正受給はこうやってバレる

失業保険の不正受給は具体的にどのように判明するのかを解説します。
こういったことが起こり得るため、不正受給はしないようにしましょう。

退職した会社の社員による密告

退職した会社の社員の密告によって不正に受給していることが判明することがあります。
また、社内だけでなく、関係者によって不正受給の密告が行われる可能性もゼロではありません。

いずれにせよ、あらゆる方からの密告によって簡単に不正受給が判明してしまうため、不正受給はおすすめできません。

マイナンバー制度の浸透による納税履歴の共有

マイナンバーの登場によって、税務署との情報共有が行いやすくなりました。
その結果、以前よりも不正受給の発見が容易になりました。

マイナンバーは国民一人一人に与えられる番号であり、あらゆる機関との情報共有が可能になっています。
不正があれば簡単に確実に発見できるため、不正受給は行わないようにしましょう。

ハローワークの職員の訪問

失業保険を受けている場合、職員の方が定期的に訪問してきます。
不正受給になりそうな証拠が無いかをチェックするためです。
結果、不正受給は簡単に判明してしまいます、

また、家族がいる場合などは、自宅訪問の際に密告されることもあります。

発覚すると3倍を返還?失業保険の不正受給による罰則

失業保険を不正受給した場合、罰則が課せられます。
とても重い罰則であるため、不正受給は行わないようにしましょう。

支給停止

補償金の支給が停止されてしまいます。
補償金の受給が目的であるのに、停止されてしまっては本末転倒です。

返還命令

不正受給した金額は全て返還しなければなりません。
さらに、納付命令も追加されます。

納付命令

受給した金額の2倍の金額を納付する義務が課せられます。
返済命令・納付命令合わせて3倍の金額を支払わなければなりません。

延滞金、財産の差し押さえ

変換が遅れた場合には、延滞金の発生、場合によっては財産の差し押さえなどが行われます。
ここまで来ると、生活すらできなくなってしまいます。

フリーランスとして活動する前に失業保険を確実にもらう方法を解説

フリーランスを目指す方が失業保険を受け取る場合には、どのような手順を踏めば良いのでしょうか?
ここでは、その方法を解説します。
ぜひ参考にしてください。

退職前にやるべきこと

失業保険を受けるには、退職前にやっておくべきことがあります。

雇用保険被保険者証の確認

雇用保険を受けている方は全員この保険証を受け取ります。
自分で保管してある場合や会社側が保管している場合もあります。
後者の場合は退職時に受け取ることが可能です。

離職届の準備

離職届を準備してください。
離職をしていて、現在仕事が無いということを証明する必要があります。
また、離職票には給料や勤務日数・離職の理由などが記載し、これを基準に失業保険を受けられるかを判断します。

退職後にやるべきこと

退職後にも、やるべきことがあります。

離職届の受け取り

退職時に離職届を受け取りましょう。
離職届が無い場合、失業保険を受けることができません。
離職届はシワや汚れがつかないように保管しておきましょう。

求職の申込み

求職申込書を提出します。
これにより、失業していて就業する意思表示を行うことが可能です。
失業保険は求職意思がある方のみ受けることができるため、申込みが必要なのです。

雇用保険受給説明会

失業している・就業の意思があると判断された場合は雇用保険受給説明会に参加をします。
この説明会では、受給を受けるために必要な知識が説明されます。
この説明会に参加しないと受給できませんので必ず参加するようにしましょう。

失業認定日①

説明会の後の1〜3週間あとに、1回目の失業認定日が設定されます。
この日に失業状態であれば、数日後に給付金を受け取ることができます。

失業認定日②

1回目の失業認定日から4週間後にもう一度認定日が訪れます。
その場合に失業状態であれば、再度給付金を受け取ります。

基本手当の受け取り

以降、、4週間ごとに認定日を繰り返します。
その間に、フリーランスになるための準備をしておきましょう。
ただし、業務に取りかかれると判断した場合には、速やかに給付停止の手続きを行ってください。

まとめ:フリーランスになることを決めていても失業保険は利用できる!

ここまでの内容をまとめます。
フリーランスが失業保険をもらう時は「自己都合退職」となります。
フリーランスを目指す人はこれまで失業保険の対象ではなかったのですが、平成26年の制度改正によって失業保険の対象となっています。

保険金を受け取る流れは以下のようになっています。

  • ハローワークに保険金の申請を行う
  • 受給説明会を受ける
  • 定期的な認定日に補償を受け取れるかのチェックを受ける
  • 初回の振込までに4ヶ月要する
  • その間に定期的に就職活動を行う

フリーランスを目指している場合は特に不正受給に気をつけなければなりません。

フリーランスを目指していることを適切な期間にハローワークに伝えないと不正受給とみなされてしまいます。
その場合、最高で受け取った3倍の額を返済する必要があります。

不正受給には気をつけましょう。

失業保険を受け取るには退職前、退職後で多くの手順を必要があります。
この記事を参考にしてくださると幸いです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

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